第14話 物件チェック編 『現地に見学しに行く時に・・・』


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   現地に案内をされる時、車の中でわかることとは?
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営業マンが物件の現地まで車で案内をしてくれることがあります。

自宅や待ち合わせ場所から現地に向かうまでのその車中から
物件のチェックは始まります。

ご自分で運転して直接現地に向かう時も同じです。

駅や幹線道路から現地までの周辺の環境をチェックしましょう。


≪チェック項目例≫
◆周辺の街並みは?

アパートや工場が周辺に多い場合や嫌悪施設が近くにある場合は
住宅街としての環境がそこなわれます。

緑がほどよくあり、同じ区画の住宅が並んでいる街並みはとても環境がいいです。

◆平坦な道なのか、それとも坂道なのか?

商店街まで買い物に行く時、通勤・通学で駅まで行く時
アップダウンがあると毎日のことなので大変です。

車に乗っている時は、特になだらかな坂は気をつけていないとわかりにくいので
最終的に決断する時は自分の足で確かめましょうね。
同じ距離でも坂道では歩くと時間がかかりますよ。

◆周辺の道路状況は?

区画が整理されていない街並みの場合は道がくねくねしています。

直線道路で区画が整理されている街並みは環境もよく、相場も高いです。

◆道路が狭くなっている場所はないか?

営業マンは車の運転も慣れています。まるで体の一部のようなものです。

後で自分の車で行ってみたら、車の行き違いが大変だったり、
曲がり角でコスってしまったなんてこともあります。


車中から見ていてもわかることは限られていますし、
1件づつ近隣を歩いて確かめることも大変なので、
探すエリアが絞られている方は書店で売っている『住宅地図』を
購入すると役立つと思います。

それには個人住宅・ビル・公園・公共施設など
1つ1つの建物の所有者の名前やビル名が細かく書かれていて
周辺の環境が一目瞭然です。

不動産会社には必ず『住宅地図』がありますので、
案内の前後にその周辺のコピーを
もらう方法もあります。

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