今度は建材で!?


ここ最近、食べ物の賞味期限の改ざん問題がよく話題になっていましたが、とうとうこの業界にも同じような問題が上がりました。

建材メーカー大手の「ニチアス」(東京都港区)が、住宅の軒裏などに使われる耐火材(01年以降の製造)の性能試験に行う際、試験体に水を含ませたり、実際に販売するものより性能の高い材料を使ったりする偽装を施し、国土交通相の認定を受けていたことがわかりました。
対象製品は全国の住宅など約10万棟に使われ、うち少なくとも約4万棟分は耐火性能基準に達していないという怖い結果です。ニチアス社は製品が使われている物件を把握し、交換・補修などの対応を始める、との事ですが…

不正には新製品開発などを行う技術開発チームの5人前後が関与していたらしいですが川島吉一社長は記者会見で「不正のあった頃は、事業を拡大するのが目標となっていた。担当者がプレッシャーを感じたのかもしれない」と述べました。

それよりも購入したお客様の事を考えたらプレッシャーを感じていたなんて何も関係ありません。
もし、この建材を使い耐震偽造の建物を建てたらなんて思うとぞっとします。