改正建築基準法の円滑な運用に関する要望書を提出


日本建築士会連合会宮本忠長会長)は11月7日に
建築確認申請を円滑化するため、国土交通 省に対して
改正建築基準法の円滑な運用に関する要望書を提出しました。

 主な要望内容は下記の通 りです
 
(1)確認申請の段階で完成度の高い設計図書の作成が
   求められるようになったことから設計期間自体が
   長期化していることについての建築主や一般 消費者
   に対する周知徹底を図る

(2)全国の行政庁および指定確認検査機関での具体的
   運用を統一化する

(3)必要図面 や添付書類を確認するための〈事前相談〉を
   期間限定ではなく恒久的制度とする

(4)住宅など小規模建築物については構造計算書の提出を
   必要としないなど柔軟な対応を行う

(5)既存建築物の増改築問題については柔軟な対応を行う。

東京都内の場合、確認申請で2,3ヶ月もかかると言われている
ので建売業者さんも泡をくっている状態らしいです。
私のお客様でも賃貸の更新時期と完成時期がギリギリ間に合うか
間に合わないかという混乱に陥っている状態の方もいますので
どうか円滑にいく対策をとってほしいものです。