ニチアス偽装問題


建築業協会は12月12日、大臣認定が取り消されたニチアス製耐火間仕切り壁2製品の使用先が、少なくとも約350件、約52万m2に及ぶことを明らかにしました。建築業協会の会員企業が施工して引渡し済みの建築物での使用面積を集計したもので、12月11日時点で回答したのは45社(会員企業は4月1日時点で69社)でした。

不正受験して大臣認定を取り消された耐火間仕切り壁は「ファイアータイト60S」と「ニチアス耐火ウォール60S」。これらの2製品の使用先約350件は、生産施設、物流施設、商業施設、公共施設などで、現在は既存不適格となっている状態。このなかには、長崎市立図書館(約990m2)や静岡市駿河区役所(約2400m2)、和歌山県庁南別館(約1300m2)が含まれます。ニチアスは中間決算発表の際に、2製品の出荷先は約750件と発表しており、使用面積は50万m2を大幅に上回る可能性もでてきました。

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