世界の住宅価格、上昇率1位はシンガポール


 2007年に住宅価格が世界で最も上昇したのはシンガポール
住宅問題で揺れた米国は約8%下落――。
住宅市場調査会社グローバル・プロパティー・ガイドが世界で公表されている政府などのデータを調査したところ、主要な国や地域の中でシンガポールの住宅価格上昇率が24.29%(インフレ調整後)と上海を抜いてトップ。
米国は信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題があり、日本などと並んで下落した。

 シンガポールの住宅価格上昇の主因は外国人労働者流入
07年年央のシンガポールの外国人人口は前年比14.8%増の105万人と初めて100万人を突破した。
金融や医薬関係の専門家らが増加。住民増に住宅供給が追いついていない。(nikkei net)