2008年公示地価発表


国土交通省は24日に2008年公示地価を発表しました。

商業地は前年比3.8%上昇し、住宅地も1.3%と2年連続で前年を上回りました。

商業地は3大都市圏の上昇率は前年の8.9%から10.4%と1990年以来の2桁台の上昇率となりました。

また、東京圏で12.2%上昇し港区や渋谷区、新宿区など都心部では30%を超えて上昇するところもありました。

住宅地も3大都市圏は前年比4.3%で前の年の2.8%から拡大しました。

東京圏では5.5%と高い伸びで昨年は港区、渋谷区など都市部などの上昇が目立ったが、今年は立川市など周辺部に地価上昇の

波が広がりました。

また、昨年露呈したサブプライムローン問題の影響とみられるが、年後半からは上昇幅が減速する地点が増えている。

都心などに建設される高級タワーマンションなどが飛ぶように売れる一方で、ミニバブル崩壊の兆しも見えています。

不動産鑑定会社は「ミニバブルがいよいよはじけるなと。高額の物件を造りすぎた、

需給のアンバランスが、高額のマンションであればあるほどはっきりしている」など語っています。